2015年 04月 26日
映画「横道世之介」の感想レビューブログ |
吉高由里子の表情がすごい面白い。特にチョコレートを持ってアパートの隣の住人を訪ねるところで、怒った表情をするときに口をクイってするところは最高に面白く、何度見ても笑ってしまう。
たとえば、「スタンドバイミー」で、クリスは大人になって、弁護士になり、ある日ファーストフード店で喧嘩の仲裁に入って、のどをさされて殺されるわけだが、その事実は一番最後でナレーションによって明かされる。もし、その事実が、ラストではなく映画の中盤くらいで何らかの形で示されていたら、映画の見方が全然変わってしまう。そっちのほうが泣ける映画になるかもしれない。
「横道世之助」では登場人物のその後が、映画の途中で、ナレーションではなく、現代の場面に切り替わることで示される。18歳の頃と35歳の頃なので、同じ役者がやっているが、伊藤歩の場合は携帯電話が出てくるまで現代のシーンに切り替わったとは分らなかったし、逆に、阿久津唯(朝倉あき)は、18歳のシーンと35歳のシーンで、はじめは同じ人物とは分らなかった。
もしスタンドバイミーでこれをやろうとすれば、子役と大人役の役者が必要だし、分りやすくするためにナレーションやテロップで情報を足さなければならないかもしれない。
否定されたり拒絶されたりするのを恐れずに、感じたことを言ったり、聞きたいことを聞いたり、というのができれば、どんなにいいだろうと思う。長い映画だが、今後も定期的に見たいと思った映画だった。
たとえば、「スタンドバイミー」で、クリスは大人になって、弁護士になり、ある日ファーストフード店で喧嘩の仲裁に入って、のどをさされて殺されるわけだが、その事実は一番最後でナレーションによって明かされる。もし、その事実が、ラストではなく映画の中盤くらいで何らかの形で示されていたら、映画の見方が全然変わってしまう。そっちのほうが泣ける映画になるかもしれない。
「横道世之助」では登場人物のその後が、映画の途中で、ナレーションではなく、現代の場面に切り替わることで示される。18歳の頃と35歳の頃なので、同じ役者がやっているが、伊藤歩の場合は携帯電話が出てくるまで現代のシーンに切り替わったとは分らなかったし、逆に、阿久津唯(朝倉あき)は、18歳のシーンと35歳のシーンで、はじめは同じ人物とは分らなかった。
もしスタンドバイミーでこれをやろうとすれば、子役と大人役の役者が必要だし、分りやすくするためにナレーションやテロップで情報を足さなければならないかもしれない。
否定されたり拒絶されたりするのを恐れずに、感じたことを言ったり、聞きたいことを聞いたり、というのができれば、どんなにいいだろうと思う。長い映画だが、今後も定期的に見たいと思った映画だった。
by lionatama
| 2015-04-26 01:01
| 映画